「決算!忠臣蔵」は面白い!?感想やあらすじをまとめた

コメディ

早いもので今年も師走、師走と言えばこの時期の風物詩「忠臣蔵」ですが、

映画「決算!忠臣蔵」では忠臣蔵の見せ場である「松の廊下事件」や討ち入りシーンなどもなく、その手を期待するとガッカリしてしまう全く別物な時代劇コメディ作品です。

映画『決算!忠臣蔵』予告90秒 11月22日(金)全国ロードショー

「決算!忠臣蔵」感想やあらすじは?

あらすじ

吉良義央(きらよしひさ)の賄賂を、許せない浅野長短(あさのながのり)が江戸城で斬り付け怪我をさせた事で、即日切腹を命じられ、浅野率いる赤穂藩はお取り潰しに、(世に言う松の廊下事件)

復習を誓った赤穂の藩士が討ち入りを果たす!とスムーズには行かず、そこまでの経緯をお金の側面からクローズアップした作品で

矢頭長助(岡村隆史)ら勘定方(今で言う経理)が藩の再興の為必死で金策する一方で、

藩を立て直すか、藩を顧みず討ち入りを果たすのか、藩士の意見も真っ二つに別れる中で、まとめ役の大石内蔵助(堤真一)もそんな部下達に翻弄されてしまう。

藩士思いの大石内蔵助はその時々で藩の再興となれば、その為に、討ち入りとなればその為にと、経費を惜しまない。

使えるお金は9500万!果たしてお金は足りるのか!?無事に討ち入りは果たせるのか!?

もう一度観たくなるスルメ作品!?

感想としては、普通に面白いしキャストも俳優陣、吉本芸人共に豪華です。

ただ見る前のイメージはもっとハチャメチャ感を期待していただけにそう言うのを期待すると肩透かしを喰らいます。

1度では何か伝わらないと言うか、何度か観ていると更に面白味が出てくるようなそんなイメージを持ちました。

あくまで個人的ですよ

キャストも豪華で吉本の合作という事もあり、芸人さんも多数出演

西川きよしさん(師匠と言うべきか)の座右の銘を絡めたくだりなんか凄いツボでした。

あとは、主演のお2人堤真一さんと岡村隆史さんの絶妙な絡みですね。

堤真一さんは元々のキャラがコミカルな方なのか、メチャクチャ自然に感じました。

岡村さんも、真面目な平凡な勘定方の演技がハマってました。

妻夫木聡さんの演じる菅谷半之丞(すがやはんのじょう)が、御家再興に傾いた大石内蔵助を説き伏せるシーンなんかも良かったです。

他にもクスクスやニヤリとしてしまうシーンが満載です。

やはり、もう一度観たいですね。

「決算!忠臣蔵」感想は?

真面目な観点からだと、お金の使い方ですよね。

私、破産経験者で個人の会社ですが潰した経験もあり身につまされる物がありました。

「宵越しの金は持たねぇ!」

的な男っぽい考え方カッコイイけどやはりバカだと思います。

岡村さんもそんな事を劇中で言ってたと思います。

https://mazekiji.net/jikohasan/

いつの時代もお金と上手く付き合える人、翻弄されてしまう人がいるんだと思わされてしまいました。

そんな意味では「私のお金~」なんて言ってましたけど浅野長矩の妻、瑤泉院(ようぜんいん)は、私の中ではお金と上手く付き合ってるイメージです。

赤穂の塩田の売り上げで藩士達を支え、吉良を討ち取ったあとに島流しになった藩士を助けるための運動も行ったと言う事で、使い道としては間違ってない気がするんですよね。

同じ藩の為とは言え、大石内蔵助は少し違う気がします。

また、映画には登場しませんが、吉良義央(上野介)は実際には汚い敵役ではなく、浅野長矩(内匠頭)などの大名に儀式の作法を教える役職で、(天皇と将軍の間で行われていた年中行事の儀式)

作法を教わった浅野長矩の謝礼が少なかった事が原因で、松の廊下事件が起こったとも言われてます。

吉良自身の収入はそれほどでもなかったけど、儀式の作法を教える事で大名からの収入を得ていたという事で、ある意味お金と上手に付き合ってたのは吉良義央だったとも言えるんじゃないでしょうか。

忠臣蔵をお金の視点から見つめた映画「決算!忠臣蔵」コメディや吉本が好きな人にはオススメです。

という訳で決算!忠臣蔵の自分なりの感想やあらすじをまとめた記事でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

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