キャラクターデザインのサンエックス(リラックマなんかも有名)から生まれたすみっコぐらしが、映画になり、子供だけじゃなく大人も巻き込んでいるという事で、観に行きました。
ぶっちゃけ、すみっコぐらしの事知らなかったんですが、そんな人も楽しめる映画だと思います。
あらすじは
いつも少し控えめで、部屋の真ん中よりも隅っこの方が好き
寒がりで北から逃げてきたシロクマや、恥ずかしがりやのネコ、端っこで脂っこくて食べ残されるトンカツと言った少しネガティブなキャラクター達は
いつも行きつけのすみっコカフェの隅っこで集まります。
カフェのスタッフの掃除好きのおばけがホコリを追って地下室に行ったきり帰ってこないので
皆でおそるおそる地下室に向かってみると、そこに落ちていたのは1冊のとびだす絵本、開いてみるとそこには仕掛けがあってすみっコ達は絵本の中の世界に吸い込まれてしまいます。
桃太郎や赤ずきん、アラビアンナイトなどの童話の世界のキャラクターになって旅して行く中で、ひとりぼっちで家を探しているひよこと出会います。
絵本の世界で出会ったすみっコ達とひよこの家探しの旅の結末は!?
個人的な感想や考察
平日、夜の最終の時間帯で1月なみの寒さ(記事作成時11月下旬)おまけに雨も降ってた事もあり、客層はほぼ大人でしたが、
偶然横に座ったお客さんが、ママ友と思しき3人と小3くらいの娘ちゃん3人の総勢6人、これはさぞかし騒々しい(すみません)かと思いきや
たまに「かわいい~」とコメントする控えめで、とってもマナーの良いお子さん達でした。
話は逸れてしまいましたが、やはりこの映画の魅力はそんなかわいいキャラクター達です。
小さい子供達はそれだけで充分に楽しい訳ですが、大人がハマり男性限定の試写会が開かれるほど盛り上がるのはなぜなんでしょうか?
「すみっコぐらし」大人がハマる理由は?
元々、すみっコぐらし好きな人もいると思いますが、私みたいな全く知らなかった人を巻き込む理由としては
すみっコ達の少し控えめでどこか冴えないキャラに親近感がわき自分と照らし合わせるからじゃないかと思います。
電車の座席やカフェやファミレスなんかでもなぜか隅っこの席に座る人ってけっこういたりしますよね。
そんな部分がすみっコ達と被るんじゃないでしょうか。
また、テーマとして「仲間」や「友情」「人の繋がり」みたいなものを発信していると思うんですが、
小さい子供には絶対必要だし、大人になった今、改めて「人はひとりじゃ生きれないなぁ」と実感させられました。
絵本の中の世界ですみっコ達は別々の物語のページに引き離されるんですが、みんなひよこの家を探すという1つの目標に向かって進んでいく
それぞれの仕事や置かれた環境、人格があるけど!どことなく趣味が似てたり、同じ目標を持ってる人と繋がるSNSなんかの感覚に近いものを感じました
そんな感覚に親近感が湧き、仕事や職場の人間関係で疲れてる心に癒しを与えるんじゃないでしょうか。
また、すみっコのキャラで「ぺんぎん?」という、模様やパーツはペンギンなんだけど色が緑色で、昔は頭にさらがのってたような。。という設定のキャラがいるんですが(かっぱなのか!?)
自分でも何者なのかわからず自分探し中で(そんな人けっこういたりすると思います)
それでものんびり楽しく生きていけるし、ひよこみたいな同じ境遇の仲間がいればもっと楽しく生きれるよ。
と言ってるような気もしました。
時間としては1時間程の作品なんですが、それを感じさせないくらいの充実した内容です。
エンディングの主題歌「冬のこもりうた」も原田知世さんの優しい歌声が作品とピッタリで、見終わったあとは外の寒さも相まってメチャクチャ暖かい気持ちになれました。
映画すみっコぐらしの主題歌に関する記事はこちら

とにかく、癒されたい人にはオススメします。
という訳で、「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」をみた感想や個人的な考察を記事にしてみました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
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