ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオのW主演が話題の「ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッド」(ワンアポ)
1969にハリウッドや全米を震撼させた、人気女優の「シャロンテート殺害事件」を題材にした映画で、
主人公の役者2人の平凡な日常を60年代の雰囲気と共に描写しつつ、最終的には事件に巻き込まれるという流れのストーリーです。
主演の2人ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)、クリフ(ブラッド・ピット)の演技は言うまでもなく、
素晴らしいもので落ちぶれたテレビスターの悲哀に満ちたオジサマ、自由きままだけど友達思いの優しくてかっこいいオジサマ
タイプの違うオジサマを好演されてました。
そんな中気になった女優さんが、子役のトルディ・フレイザーを演じたジュリア・バターズと
ヒッピーガールのプッシーキャット役のマーガレット・クアリーの2人なんですが、
今回は子役のジュリアバターズちゃんについて、まとめてみたいと思います。
最後までよろしくお願いします。
ジュリアバターズは演技が凄い!
レオナルド・ディカプリオ演じる落ちぶれたテレビスターのリック・ダルトンが
抵抗ありつつも生活の為にと渋々選んだ、イタリア製西部劇(マカロニウエスタン)の悪役の仕事、
撮影の休憩時間、セットの椅子にチョコンと腰掛けて台本読みをする1人の子役の少女で共演者のトルディ・フレイザーが目に入り、隣の椅子に座ります。
ダルトンが「君にとってプロ役者とは?」的な質問すると最初は面倒くさそうに、役者について語り始めます。
ここでの演技で一気に持ってかれてしまいました。
その後、子供に朗読するような体で、横に座って1冊の本を朗読してるうちに自分の現状とオーバーラップして泣き出すダルトンおじさん(ちょっと笑える)
それを、同世代の友達でも励ますような口調で慰めるんですがその演技が最高に印象に残ってます。
その後、セリフが飛んでしまい落ち込むダルトンを「素晴らしい演技だったわ」と励まし、
勇気を与えられたダルトンは自信を取り戻し無事に撮影を終え、監督に絶賛されます。
そんな大人びた少女トルディですが、実際に女優ジュリアバターズもプロ意識が高く、クリフとトルディが出会うシーンで
セットに迷い込んだアライグマが視界に入り込んだ。「角を曲がって、キョロキョロして、大あくびしてどこかに行きました。」その折にも、「笑わないようにしました。きちんとテイクを撮りたかったからです」
こんなことを語ってます。
共演のレオナルド・ディカプリオやクエンティン・タランティーノ監督も「若き日のメリル・ストリープ」と絶賛しているそうです。
良い意味で末恐ろしい10歳ですね。
ジュリアバターズ脚本や監督も!?
ジュリアバターズ、10歳なから抜群の演技力ですが、更に驚きなのは脚本を自ら手掛けたり、YouTubeチャンネルで自身の短編映画をアップしていて、将来は映画監督も目指してるそうです。
「Giant Tarantula」という作品で、クエンティン・タランティーノ作品の影響が色濃くでた作風です。
一見の価値ありです。
最後の無事に終わらない匂わせ方なんて10歳とは思えない渋さですよ(笑)
続編期待してます。
また、これ以外にもR指定映画のレビュー等もやってるそうです。
可愛らしい見た目と抜群の演技力で今後、女優だけではなく監督や脚本家としても注目されること間違いなしですね。
ジュリアバターズプロフィール
生年月日 2009年4月15日
出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンゼルス
職業 女優
父親のダリンはディズニーのアニメーター
以上、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの子役、ジュリアバターズちゃんについてまとめた記事でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございます。
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