アメリカでの実話を元にした映画「フォードVSフェラーリ」観てきました。
この作品、4DXスクリーンでも上映されてるんですが、通常版でも迫力ありましたよ。(4DXでまた観たい)
今回はあらすじ、感想と主人公でもあるシェルビーやケン・マイルズについて迫ってみたいと思います。
最後までよろしくお付き合いください。
監督
ジェームズ・マンゴールド
脚本
ジェズ・バターワース
キャスト
キャロル・シェルビー/マット・デイモン
ケン・マイルズ/クリスチャン・ベール
リー・アイアコッカ/ジョン・バーンサル
ヘンリー・フォード2世/トレイシー・レッツ
モリー・マイルズ/カトリーナ/バルフ
ピーター・マイルズ/ノア・ジュープ
レオ・ビープ/ジョシュ・ルーカス
他…
あらすじ
元レーサーのキャロル・シェルビーは1959年のル・マン24時間レースで優勝を飾った後、
心臓病で引退し「シェルビーアメリカン」と言う会社を設立し社長兼カーデザイナーとして活躍していた。
イギリス出身のレーサーで型破りで自由な気質のケン・マイルズ
彼もまた、妻と1人息子と共にアメリカに渡り、自動車整備工場を細々と経営していた。
とあるレースでそんな2人が出会う。
会って早々口論になるものの、レースを観戦していたシェルビーはマイルズのレース運びに自分と似たものを感じ取る。
その後2人は元の生活に戻るが、とあるプロジェクトをきっかけに再会する事になる。
その計画とは、フォード社のプライドを賭けて、ル・マンレースでフェラーリに打ち勝つマシンとドライバーを獲得すると言うものだった。
以前のレースで運命を感じていたシェルビーは迷うこと無くマイルズを抜擢、マイルズもその時ちょうど会社が経営難に陥っていた。
現役のレーサーでもあるマイルズとカーデザイナーのシェルビーは二人三脚でマシンの開発を進めていくが、
9割型仕上がったところでマイルズはフォードのイメージにそぐわないとプロジェクトから外されてしまう。
その後のレースでマシーンはトラブルに見舞われる。
シェルビーはマイルズを殴り合いの末どうにか説得しプロジェクトに再び参加させる。
ル・マンに向けて再びマシーンの開発が行われていく中で2人の間には友情が芽生えていく。
遂にマシーンも完成し、型破りなマイルズもなんとかドライバーとしての地位を保ったまま、ナスカーの舞台で勝利
いよいよル・マンの大舞台でフォードVSフェラーリの戦いが幕を開ける、果たしてレースの結末は!?
感想
冒頭でも言ったんですがスピード感や音の迫力が男の本能を呼び覚まします。
少し下側から見上げる視点なんかメチャクチャ臨場感ありました。
やっぱり4DXでもう1回観ようかなぁ(((o(*゚▽゚*)o)))
ストーリーも気質は違うけど車が好きな点は同じで、そんな男同士の友情みたいなものがあって良かったです。
主演の2人、マット・デイモンとクリスチャン・ベールの演技、特にクリスチャン・ベールがなんとも痩せて撫で肩でどう見ても頼りなく、ストーリーの前半ではその風貌がそのままのキャラなんです。
が、後半ではその見た目とは裏腹にチームに絶対必要な頼れる存在みたいなものを感じさせるんですよね。(特に後姿)
また、ネタバレで言えませんがラストのマット・デイモンの演技も哀愁が漂ってましたね。
- 「フォードVSフェラーリ」男性は勿論、車好き、車に興味がなくてもアツくなれます。
車好きカップルで行くのもアリですよ。
続いては実在した2人について迫って行こうと思います。(映画の結末知りたくない人は見ないでください)
「フォードVSフェラーリ」シェルビーやケン・マイルズについて考察(ネタバレあり)
実話を元にしたと言われてますが、主人公のシェルビーやケン・マイルズは実際に映画の中のような人物だったんでしょうか。
シェルビーもマイルズも実際にどんな人柄なのかはわかりませんが
映画のストーリーは1966年のフォード社がル・マンで成し遂げた快挙をベースに作られてます。
実際に2人はマシーンの開発をしてレースにも参加していて映画の中の2人のやり取りは、実際にあったのかも知れませんね。
また、1966年のマイルズはデイトナ、セブリングのレースで立て続けに優勝、2冠を達成し、ル・マンで三冠を目前にしていたものの
フォード社の意見に従い、3台同時にゴールをして彼はその快挙を逃してます。
その年に彼はテストドライブ中にマシーンと共にコースアウトをしてこの世を去ってます。
原因は不明だそうですが、当時の7000回転以上は未知の世界とも言われていて人知を超えた何者かがそこに潜んでいたのかも知れませんね。
映画の冒頭でシェルビーもその何かを経験したあとに心臓病でレーサーを引退します。(映画の中だけかも知れませんが)
以上、「フォードVSフェラーリ」のあらすじや感想、シェルビーとケン・マイルズについて考察した記事でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
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