「IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり」の感想、実話だったとの噂も調査!

ホラー

「IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり」観てきました。

怖いもの見たさか、最終の時間の割にはお客さんもそれなりに入ってました。

今作は2017年に公開された「IT”それ”が見えたら、終わりの」続編で、前作で”ペニーワイズ”と戦った少年、少女達”ルーザーズクラブ”の27年後と言う設定です。

感想や、実話だと言う噂に関して調査してみたんで最後までよろしくお付き合いください。(ネタバレ含む)

映画『IT/イット THE END』US版予告2 2019年11月1日(金)公開

「IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり」感想やあらすじ

あらすじ

80年代、メイン州の田舎町デリーでは子供たちが相次いで行方不明になる事件が起こっていた。

弟ジョージィが事件に巻き込まれてしまった、兄ビルを中心にリッチー、エディ、スタンリー、マイク、ベン、べバリーらで”ルーザーズクラブ”を結成し、事件の謎に迫る、

カギを握るのは子供たちにしか見えない不気味なピエロ(ペニーワイズ)ルーザーズクラブのメンバーはペニーワイズを”IT”と名付け立ち向かう。

途中、仲間割れしながらも最後には一致団結して見事に打ち勝つ。

それから、27年後ルーザーズクラブの面々はそれぞれが社会で成功を収め故郷のデリーを離れて暮らしていた。

そんな中ただ一人デリーに残ったマイクはとある殺人事件から再び”IT”が現れた事を確信する。

マイクはすぐ様ルーザーズクラブの元に知らせを入れる。

“IT”復活の知らせを受け、27年前の恐怖と戦慄がメンバーを襲う!

不安を抱えながらも再会を果たすメンバーだったがそこにスタンリーの姿はなかった。

スタンリーはバスタブの中で手首を切った無惨な姿で謎の死を遂げていた。

残されたメンバーは忘れかけていた恐怖を再び思い出す。

果たしてルーザーズクラブは”IT”の恐怖に打ち勝つ事が出来るのか!?

ペニーワイズの謎の真相とは!?

感想

ホラー、スプラッター系の映画を想像してたんですが(勿論基本はそんな雰囲気)

スタンド・バイ・ミーのような少年少女の友情や恋愛と言った青春映画の要素や、ハムナプトラのようなSFファンタジーを思わせるような壮大感すらあり、良くも悪くも意表を突かれました。

怖さも音でビビらされるような、後ろから「ワッ!」っ的な怖さ!?でした。

個人的に、ラストの方で地底に浮かぶ島(中継地点みたいな所)があるんですが、そこに着く寸前にべバリーを水中に引き込むヤツで不意打ちを喰らい、

不覚にも後ろの人から見ても分かるくらいにビクッとしてしまいました。

グロさの点でも何かやり過ぎで、怖さ半減でした。

時折、「シャイニング」のオマージュなんかのクスっと笑える部分もあったり。

時間の尺は180分超えの長丁場で見る前に退屈するかと不安はよぎったものの、意外とそんな事もなく最後まで腰を据えて観ることが出来ました。

そう言った意味でいろんな要素を取り入れたのは監督の作戦勝ちですかね。

最終的には強引だけど取り敢えず団結してペニーワイズを倒しました!って感じで収まります。

結局ペニーワイズ”IT”の正体は何なのか!?ってなると、

人それぞれの持つ「トラウマ」なんじゃないかと思いました。

思春期、(実際はもっと幼い頃)に感じた恐怖や罪悪感は成長するにつれ、忘れてしまってるんですが、ふとした拍子に現れてしまいます。

私なりの解釈ですが、そう言ったトラウマは幼少期になるほど鮮明で、映画の中で子供たちが容赦なく食べられるシーンも、そんな事を表現しているのではと思わされました。

まさに物語の中の”IT”そのものですね。

前作では無理やり忘れたり、怖いものに蓋をするように見て見ぬふりをして一時的に忘れた恐怖、

今作では思い出の品を探しながら、その恐怖と真剣に向き合い克服すると言った事が伝えられてるような気がしました。

ありきたりのホラーじゃなくて変わり種の、ある種エンタメホラーを観たい方にオススメです。

作品の顔でもあるピエロのペニーワイズですが、実在の事件やモデルがいるとも噂されてます。

ここからはその辺りを調査していこうと思います。

ペニーワイズは実在した!?

映画ITの不気味なピエロ「ペニーワイズ」ですが、実際にモデルになった人物がいます。

ジョン・ウェイン・ゲイシー(1942~1994)と言う人物で、シカゴで1972~78に少年を含む33人を殺害したとして「キラークラウン(殺人ピエロ)」「ポゴ」と言った名前で全米を震撼させた殺人鬼です。

幼い頃に父親(スタンリー)から虐待を受けていたとあるんですが、ITの登場人物で死んでしまう「スタンリー」もそこから取ったんでしょうか。

いずれにせよ、こう言った犯罪を犯す原因として直接的ではないにしろ、幼少期に受けた経験(恐怖、トラウマ)が大きく関わってくるのかも知れませんね。

被害者の割合に少年が多かった事からもそれが分かります。

という訳で、映画「IT/イットTHE END”それ”が見えたら、終わり」の感想やあらすじ、ペニーワイズのモデルになった人物についての考察でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

トレンドごちゃまぜブログ「エンタメと日常」

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