監督:英勉
脚本:高橋泉
キャスト:北村匠海(花垣武道)吉沢亮(佐野万次郎)今田美桜(橘 日向) 間宮祥太朗(綺咲鉄太)山田裕貴 (龍宮寺 堅) 杉野遥亮(橘 直人)鈴木伸之(清水将貴)磯村勇斗(千堂敦)ほか
和久井健 氏の原作漫画でも大人気の「東京リベンジャーズ」アニメ化もされ実写でもキャストの忠実な再現度が話題となり続編も決定しました。
監督は映画「賭けグルイ」や「ぐらんぶる」でも高い評価を受けている英勉監督です。
実写映画版「東京リベンジャーズ」のあらすじや感想をまとめました。
東京リベンジャーズあらすじ
フリーターの花垣武道(タケミチ)は口うるさい上司の説教に耐えながら日々のバイトを仕方なくこなすつまらない人生を送っていた。
今日もゴミ溜めのようなアパートの一室で隣人の怒鳴り声で目を覚ますとつけっぱなしのテレビのニュースに思わず驚愕する。
半グレ集団の抗争の巻き添えで事故死した被害者がかつての恋人、橘 日向(ヒナ)とその弟の橘 直人(ナオト)であったからだ。
元恋人の死はショックではあったが、今のタケミチはヒナの顔すらも思い出せないほど人生に疲れ切って心は空っぽだった。
ある日、上司に怒られ愚痴をこぼしながら帰路につくタケミチが地下鉄のホームで何者かによって線路に突き落とされる。
間近に迫って来る電車のライトに照らされたタケミチは死を覚悟するが、その瞬間時空が捻じ曲がったようにあたりがフラッシュすると次の瞬間彼は、全く違う場所に倒れていた。
目を開けると、そこには懐かしい高校時代の親友達の顔があった。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
そんな事を知る由もないタケキチはきっと走馬灯に違いないと言い聞かせ、親友の千堂敦(アッくん)らと共に他校との喧嘩に向かう。
そこに現れたのは東京卍會のメンバーの清水将貴(キヨマサ)、この喧嘩がきっかけで今のダメな人生を送るハメになった事を思い出すとその場を逃げ出そうとするが、結局ボコボコにやられて過去の記憶同様にキヨマサの奴隷にされてしまう。
ボロボロのタケミチは唯一の心の拠り所であるヒナのもとを訪ねると彼女は昔と同様に「君はいつも急に来るね」と優しく微笑むのだった。
ヒナと別れたタケミチはふと立ち寄った公園で不良に絡まれているヒナの弟ナオトを助けると10年後の事故について打ち明ける「橘はお前が守れ」と告げ再び10年後にタイムリープする。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
10年後に戻るとそこには事故を逃れたナオトの姿があり、彼は10年前にタケミチに告げられた事を信じ東京卍會からヒナを救うべく刑事になっていた。
ナオトはこの未来でも姉だけは助からなかった事を告げると、タケミチに過去に行って東京卍會が勢力を伸ばすきっかけになった稀咲鉄太(キサキ)とリーダーの佐野万次郎(マイキー)との出会いを阻止することを依頼される。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
果たしてタケミチは無事に2人の出会いを阻止して未来を変えることができるのか!?
東京リベンジャーズ感想(ネタバレ)
キヨマサとの喧嘩でのたった一度の敗北がその後の人生の全てに影響してしまったタケミチ、タイムリープを繰り返すたびにそんな運命と決別しようと必死でもがきます。
そんな主人公の姿は一見カッコ悪いようですが、がむしゃらな姿は何故かカッコよく見えてしまいます。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
最初は本当に自分に未来のヒナを救うことが出来るのか自信が持てないタケミチですが、一番の親友アッくんの死が彼を変えることになります。
未来でのアッくんは東京卍會の幹部メンバーとして飲食店のオーナーを任される程のポストについて誰もが羨むような生活を送っていますが、実はキサキの奴隷のような存在に成り下がっていました。
彼はキサキの指示でタケミチを線路に突き落とした事を打ち明けると、「みんなを助けてくれ」と言い残し飛び降り自殺をしてしまいます。
副総長の龍宮寺 堅(ドラケン)が死んだ事によって変わってしまった東京卍會や自分自信に嫌気がさしたんだと思います。アッくんの最期の言葉はきっとタケミチの心に深く突き刺さったに違いありません。
彼はナオトにやらなきゃいけないんだと決意を表明します。
そこからのタケミチは喧嘩は弱いけど譲れないものの為にはどんな相手だろうと一歩もひかない命だって張れるといった内面の強さを武器にドラケンや皆を救うために奔走します。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
キヨマサや愛美愛主(メビウス)の策略に心を折られそうになりながらも仲間や恋人を救いたい、人生のリベンジを果たしてやるという思いで皆を救ったタケミチは見事にヒナが生きている幸せな未来を手に入れます。
喧嘩は弱いけど必死で大切なものを守る姿にみんなが惚れる、これは格好つけずにありのままで生きる事にも通じるんじゃないかと思います。
この作品の伝えたいことはそう言った事じゃないかと思えたし、仕事や恋愛など人生で悩んだり行き詰まってる人には勇気を与えてくれます。
そんなアツい映画東京リベンジャーズ、キャストの再現度が高いと話題になってます。
私は原作をまだ読んだことがなく映画で初体験したわけですが、ネットの画像でもかなりなレベルで再現されることが見て取れます。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
個人的に鈴木伸之さん演じるキヨマサなんか本当のヤンキーにしか見えなかったです(褒めてますよ)(^_^;)
「今日から俺は!!」の開久コンビとして共演した磯村勇斗さんが今回は敵対する役柄で共演したのも見どころですね。
またキャラもさることながらバイクも素晴らしい再現度です(特にドラケンのゼファー)
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
因みにマイキー役の吉沢亮さんはバイクの免許はないらしいけど夜の首都高でかっ飛んだりするかっこいいバイクシーンが撮られてましたね。
けん引したり、私有地や私道であれば無免許で運転することも可能とのことなんで、そうやって撮影したのかな。。
原作とは若干違う内容のようですがキャラの高い再現度とアツい友情と爽やかな純愛、迫力の喧嘩シーンなどヤンキー青春映画の王道的な楽しみ方も、タイムリープミステリーの要素もある今作は自分を奮い立たせたい人にピッタリの映画ですよ。
出典元:twitter 映画『東京リベンジャーズ2』公式 @revengers_movie
以上、実写映画「東京リベンジャーズ」のあらすじ、感想でした。
トレンドごちゃまぜブログ「エンタメと日常」